――――水無月中学物語――――




新学期    校門前




龍太郎:あー今年もAクラスだった〜よかった
夕 里:龍ちゃんなら平気でしょ。皆に好かれてるし。
龍太郎:お前だってAクラスじゃん。充分。
夕 里:うちが数学ダメなの知ってんじゃん。うちは学級委員やってたからなんとかなったの。
    それに勉強は、半分姉さんにやってもらったようなものだし・・・・・

〜〜〜〜
この二人が、Aクラスだのなんだのと言ってる理由は、
この学校は、勉学、運動、支持率の総合点が高い順にAクラス、Bクラス、Cクラスというクラス分けがされるのです。
この話から行くと、この二人は支持率の高さでAクラスに入れたようですね。
ん?姉さんって・・・・?
〜〜〜〜

 舞 :よっしゃ。またAクラス
智 成:あたりまえだろ?生徒会役員、成績優秀・・・なら、多少髪染めててもなんとかなりだろ?
 舞 :その言い方だと、生徒会じゃないくて、頭悪かったらクラスが落ちるって言いたいの?
智 成:まぁ・・直訳するとそうなるかな。
 舞 :ゔ。こいつにだけは言い返せない・・・・!
(智成:高村と新垣も2−Aか。それにアイツも・・・・・。学級委員決めで忙しくなることはなさそうだな・・・)


―――2−A教室―――



龍太郎:おー水川に渡部〜。やっぱり同じクラスだったか。
 舞 :なんかその言い方だと、アンタがBクラスだったら私もBクラスみたいな言い方ね。
龍太郎:い、いや〜そういうつもりじゃ・・・・や、やはり舞様は成績優秀でいらっしゃいますから、私がBクラスだったとしてもAクラスになっていた事でしょう(ビビリ)
 舞 :よろしい

智 成:お前また、学級委員やるつもりだろ?
夕 里:もちろん。あんなに簡単な仕事で内申上がる役職無いもん。
智 成:コイツは利益がなければ学級委員やらないのか・・・・
夕 里:なんか言った?(←聞こえてなかった)
智 成:いや、独り言だ。・・・そういえばあいつもAクラスだったな。
夕 里:え?マジ?んじゃー最強の学級委員コンビ復活?
智 成:そうなるな。(まぁ最強かどうかは置いといて・・・)
    こっちは学級委員決めで無駄な労力使わなくていいからな。
夕 里:そうか、そういう利点も・・・・ってお前早くきまれば誰でもいいのか?
智 成:・・・・・・・・・・・・・・・・

 舞 :そういえば光は?Aのはずでしょ?
夕 里:うん。Aだったはず・・・・・。遅刻かな?
 舞 :新学期から?さすがにそれは・
     バンッ!!

 光 :すいません、来る途中に宇宙人と遭遇して
舞・夕:よく分からない言い訳はいいから、座れ。
 光 :はい・・・

龍太郎:女ってたまにすげー恐い時あるよな・・・・
智 成:あぁ。コイツらだけだといいんだが・・・・・


祐 樹:おーす。遅刻しましたー・・・って先生まだ来てない?ラッキーw
 舞 :あー遅い〜。もうメンバーは揃ってるっていうのに〜
祐 樹:お、相変わらず、同じ顔したメンバーですこと〜
祐樹を除く一同:・・・・・・・・・・(嫌味か?)
祐 樹:まぁ、先生来てなかっただけありがたいな。そういえば先生ってだr

由 樹:俺だ。

クラス:高木せんせい!

祐 樹:殆ど変わり映えしないメンバーだな。
    まぁ、一年間よろしく!

クラス:イエーイ!

 舞 :さすが高木先生;
夕 里:実力者だね;
 光 :いいんじゃん?数学教われて。
夕 里:ま、まぁね・・・・(本当は数学なんて見たくも・・・;まぁ先生はいい人だけどサ;)

この6人の中二LIFEとは?











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